【暇つぶし不定期:オススメタル002】「Slayer of Gods」by Brymir

こういうものを書き出すと調子に乗って書いてしまう癖が、あるのだが、基本的には自己満足だし、「不定期」と名打っているので気兼ねなく続けざまに。

 

何事も「先進国」というものは存在するが、メタルにおける「先進国」というと言えば、北欧フィンランドを指すものとして、異論を申し出る者は多くないだろう。そして、先進国というものは、平均的レベルが高く、それが仮に有名でなかったとしても、十分なレベルであったりする。

 

今回紹介するBrymir(読み方わからん。ブリュミル?)なども、恐らくフィンランドの中では普通レベルなのかもしれないが、質の高さは世界的にみると一流とも言えるフォーク・シンフォニック・バイキングメタルで、2nd Album「Slayer of Gods(良いタイトル)」は、Amon amarthとか、Equilibriumとか、Ensiferumとか、メタ太郎とか、そのスジの方からすると垂涎のアルバムであること間違いない。 

 

どうやら、この新譜はNightwishとかチルボドとかを発掘した人物が立ち上げた新レーベルに移籍した(詳しくはこちら)とのことで、クオリティはお墨付き。仰々しく勇猛なシンフォニックかつ、断崖絶壁を真っ逆さまに下降するドラゴンを乗りこなす勇者のようなブラストビートの疾走の上に流麗なメロディ(伝わるだろうか。。)が乗り、心地よい叫び声、いや、グロウルが響き渡るステキメタルだ。シンフォニックデスメタルファン以外にも、メロデスファン、メロスピファンなどもグロウルが大丈夫な方は是非お試し頂きたい。

 

このバンド、元のバンドはカバー曲をプレイする「LAI LAI HEI」(ライライヘイ?)というバンドだったようだが、そんなバンド名のバンドがこのようなクオリティのアルバムを出すというだけでも、フィンランドのその知れぬメタル層の厚さを感じさせてくれる。

 

1st Albumも輸入盤市場ではかなり話題だったとのことだが、こちらもApple Musicにあることですし、お気軽にどうぞ。(リンク先は公式Teaserです。)

 

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