読書履歴(2012/2/27~3/3)

読書記録とメモ。

「人たらし」のブラック心理術「人たらし」のブラック交渉術 (内藤誼人)

 -人の上に一段下に入る。
 -大切なものを売り込むときには、「1つ」、多くても「2つ」にポイントを絞る。
 -本質を見失わないように注意する。
 -理詰めより情の方が効果的(特に日本人)
 -相手のメンツを潰すと、交渉も潰れる。
 -社名や肩書きで勝負しない。
 -大切なことは、最初に言う。(そして最後に念押し)
 -説得する理由は相手に考えてもらう。
 -ホンネをつかませないための方法は3つ(無表情、情報の錯乱、予測不能)。 
 -誘導する。

 いやー。基本的なことだけど、改めて自分は心理戦には弱そうだ(笑)

レバレッジ時間術本田直之
 (省略)

他の「本田レバレッジ本」と基本的には同内容。難しいのは、自分が怠け者だと自覚して、自分をコントロールするためのレバレッジをかけるということだなぁ。

シリコン・ヴァレー物語 ~受け継がれる起業家精神~枝川公一
 -原点はゴールドラッシュ。(西部にはVenture(冒険的事業)スピリッツがある)
 -スタンフォード大のターマン教授の功績(電気工学としての屈指の環境。産学協同。卒業生が就業できる環境と、卒業生に対する投資)
 -「グランダディ」ヒューレット・パッカードとターマン教授
 - 目立ちたがり屋 ショックリー(東部社会からの脱出)
 -保守化するフェアチャイルド社から「スピンオフ」した、ノイスとムーアが生んだマイクロプロセッサ
 -自家製パソコン「ホームブリュー・コンピューター」を見たスティーブ・ウォズニック
 -アップルVS IBM。 Xeloxパロアルト研究所とMac。
 -失敗してもいいからIBMよりも、先へ先へ。エリオンのリレーションデータベース

この本を見ると、シリコンバレーというのは「思想」だなと感じる。多くの第二の「シリコンバレー」を作る計画がうまくいかないのはこの点にあるのかもしれない。